退職金をもらう人が列をなす
退職金っていうお金がどんなものかわかったところで,そろそろ退職金の何がモンダイになっているのか話していきましょうか。
イチバンの原因は,
「退職金をもらう人がわんさかいる」
ってことです。
「団塊の世代」って言葉,聞いたことありますよね?
終戦直後のベビーブームの中で生まれた方たちのことです。
戦後60年が経ち,この団塊の世代が一斉に定年退職を迎える時代がそこまで来てるんです。
ちなみに,今毎年何人くらい子供が生まれているか知ってます?
だいたい110万人です。
ところが,2007年からの3年間に60歳を迎える人の数は,700万人近いんだって。
企業にとっては,われもわれもと退職金をもらいに退職者が押し寄せる,悪夢のような時代が来るわけです。
バブル期のように,会社のおサイフに余裕があった時代ならそれでもモンダイなかったかもしれません。
でも,現在はまだまだ平成不況のトンネルの中。
折悪しく台所事情の苦しいところに大金を支払わなければならず,家計はたまったもんじゃありません。
しかも社歴の長い会社では,長く勤めれば勤めるほど退職金が跳ね上がる仕組みの退職金制度がほとんどですから,1人1人の退職金も驚くほど高額。
会社にとっては,まさに目も当てられない状況ですな。
退職金が払いきれなくて会社が潰れてしまう「退職金倒産」なんて言葉も生まれておる次第です。
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