DBとDCって何だ??
横文字が見えたからって,いきなり他のページに移らないでね。
DBと言ってももちろん「ドラゴンボール」のことじゃありません。
さっきの積立の問題は,運用利率は変動するのに,退職金の額は決まっているという違いから起こっていることに気づきました?
そう,ほとんどの退職金制度は,退職金がいくらもらえるかあらかじめ決まってます(正確には,「計算の仕方が決まっている」かな)。
この仕組みを「確定給付」,英語で「DB(Difined Benefit)」なんて言うんです。
退職金をもらう人からすれば,あらかじめいくらもらえるか決まってた方が,退職後の計画も立てやすいですが,会社にとっては退職金の額を保証するということは大きなリスクなんですね。
会社にとっていちばんいいのは(ホントにいちばんいいのは退職金制度がないことですけど),
「一定のお金を毎回積み立てるだけでよくて,運用のリスクは従業員が負う」
ような仕組みです。
会社にとっては積み立てる(拠出する)お金が決まっているので,この仕組みのことを「確定拠出」,英語でDC(Difined Contribution)なんて言います。
実は会社にとって都合のいいこの制度,単なる空想じゃありません。
最近よく耳にするようになった「確定拠出年金」というのは,この仕組みで成り立っているものです。
この確定拠出型の制度が普及し始めていることには注目しておく必要がありますね。
自分の責任であれこれ運用して,うまくいけばグンと増えるけど,マズければ元本割れもあり。
会社の経営は安定するけれど,従業員の生活は…?
安定が与えられる時代ではなくなってるってこと,肝に銘じないといけませんね。
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